Boletus sp. コゲチャカンコウイグチ(仮称) BTS-021A
2008年7月28日,長野県飯綱町,標高約600m、コナラなど雑木林

傘:饅頭型わずかに波打つ。直径12cm厚さ2.5cm。表面ややビロード状、湿時弱粘性。LightBrownからYellowishBrown。肉:PaleYellow。柄の中程から、茶色の筋状模様。傘肉のみ傷つくとゆっくり弱く青変。匂い、味特徴的でない。管孔:DarkBrown。長さ10mm、上生から離生気味。傷つくと青変。孔口:DarkBrown。類円形、不規則、1-2per/mm。傷つくと青変。柄:長さ10cm直径1.8cm中実、等経。頂部PaleYellow、中部以下GrayishBrown。網目は無く茶色の粒点に覆われる。胞子紋:未確認。コメント:オオコゲチャイグチに似るが、管孔がこげ茶である、検鏡所見で傘、柄表皮に異なるなどの点がみられる。

呈色反応 管孔部実質断面 側シスチジア
担子器 縁シスチジア 傘表皮
傘表皮先端細胞 柄表皮 柄シスチジア
胞子 KOH
試薬反応
胞子:縦11〜12横4〜4.5。側シスチジア:縦12〜20横6〜8。縁シスチジア:縦22〜37横8〜10。柄シスチジア:縦22〜62横6〜12。担子器:縦23〜28横7〜8。 (単位μm )
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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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