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Tylopilus sp. チャアミアシイグチ（仮称） BTS-023b 2008年8月7日,長野県飯綱町,標高約600ｍ,コナラなど雑木林 傘：饅頭型。直径5.5cm厚さ1.4cm。表面平滑、湿時弱粘性。LightBrown。変色性無し。肉：YellowishWhite柄中部ではBrownish。傷つくとゆっくり弱く赤変。弱く甘い匂い、味特徴的でない。管孔：Beige。上生。傷つくとゆっくり褐変。孔口：管孔と同色、茶色のシミ状点あり（縁シスチジア？）。類円形等経、2per/mm。傷つくとゆっくり褐変。柄：長さ7cm直径1.6cm中実、基部細まる。頂部PaleYellow、中部以下GrayishBrown。全面を隆起した網目に覆われる。胞子紋：未確認。 コメント：一部子実体では肉に青変性が認められBoletusである可能性も疑ったが「原色日本新菌類図鑑」によるとTylopilusにもまれに肉に青変性を持つものがあるとなっている。管孔の色合い、褐変性、肉が弱く紅変する、有色の内容物を持つ発達したシスチジアを持つ点等からTylopilusであると判断できるが胞子紋の確認が必要。 |
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呈色反応 | 管孔部実質断面 | 側シスチジア |
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| 担子器 | 管孔縁部 | 傘表皮 |
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| 傘表皮先端細胞 | 柄表皮 | 柄シスチジア |
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| 胞子 KOH | ||
試薬反応
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| 胞子：縦(7.94)8.7〜9.8(10.7)×横(3.3)3.6〜3.9(4.21) 平均9.23×3.75 Q値(2.09)2.30〜2.63(2.77) 平均2.47 N50。側シスチジア：縦42〜50横9〜12。縁シスチジア：未確認。柄シスチジア：縦34〜58横10〜14。担子器：縦17〜23横8〜9。 （単位μm ） | ||
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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama
