菌類懇話会例会

今時分、長野の里山は新緑の薄いグリーンなのですが、生田緑地へ到着すると照葉樹林の緑色はまるで真夏のように見えました。ニクコウヤクタケ、イヌセンボン、ヒロハシデチチタケ、ヌルデタケなどが採取され、ニクコウヤクタケの特徴的な胞子を検鏡することもできました。

青少年科学館のすぐ脇に採り頃のニワトコの枝があり、見てみるとどうやら今年の新芽が育った状態のようです。里山保護地区の公園では採取は禁止されていますので地元の山で1ヶ月後に探せば似たような良い状態の物が見つかりそうです。

また井口顧問から仮称の是非についてお話を聞くことが出来、「sp.の物にやたらに仮称を与えるべきではない。」ということでした。当初、個人的な記録としてイグチの記載を始め自分だけにわかる仮称をいくつか付けてきましたが、少しずつ改訂していかなくてはならないでしょう。

ニクコウヤクタケ イヌセンボン ヒロハシデチチタケ


前へもどる次へ
牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










無料カウンター