幼菌の会例会

今時分、長野の松混じりの雑木林では、ウラベニガサ、マツオウジ、ヒトクチタケと限られた種のみ見られますが、京都では沢山の菌を見ることが出来ました。早くもアメリカウラベニイロガワリの発生が確認され(これは亜高山帯針葉樹で見られる物と同じなのか興味深いところです)シイ等がない長野では見られないカンゾウタケ他、ヒメダイダイタケ、トゲミノヒメイグチ、ムラサキフウセンタケなど20から30種採取されました。


トゲミノヒメイグチは傘経1cmに満たない小型のイグチでやはり長野では見られない種です。名の通りトゲのある胞子というイグチとしては珍しい特徴を持っています。今年の課題の一つに生標本を検鏡することを挙げていますので、乾燥標本にする前にぜひとも検鏡しておきたいところです。
ヒメダイダイタケ トゲミノヒメイグチ スジオチバタケ
ムラサキフウセンタケ カンゾウタケ カンゾウタケ


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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