オオダイアシベニイグチ発生

昨日、当研究所フィールド調査員である妻がオオダイアシベニイグチの発生を確認してきたので、早朝、出かけてきました。昨年、採取した標本番号BTS-003A,Bと全く同じ場所に発生し、時期も若干早いですがほぼ昨年と一致しています。いよいよ開幕といった感じで忙しくなりそうです。

サイトには本種をsp.として掲載してきましたが、本郷博士の原記載文を入手しBoletus odaiensisであると明らかになっています。近いうちにこの標本とあわせて改訂しなくてはならないでしょう。

孔口のクローズアップを見るとシスチジアが多数存在するのが判ります。縁シスチジアは乾燥標本にしてしまうとなかなか良い状態で観察できませんので、冷蔵庫で生乾きにした後、検鏡する予定。



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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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