ザ・ローリング・スポーズ
Fig.1はとある種の胞子です。これを見る限り胞子のFaceViewとSideViewが仲良く並んでいます。この標本の胞子を観察した結果、ほとんどがFaceViewと思われる方向のものでした(Fig.2)。胞子の形状は球ではなく鏡餅のように扁平したフォームで、よってSideViewがあまり見られないのだと推測できます。茶柱がめったに立たないのと同じことですね。
しかしホントにそれでいいのでしょうか。つぎの3つのことが考えられます。
1)胞子の形状は球ではなく鏡餅のように扁平したフォーム
2)別種の胞子がコンタミしている。
3)SideViewのように見えるものはイレギュラーな奇形。
仮に1であれば、FaceViewとSideView両方の横幅を記録しなくてはまともな記載になりません。2あるいは3であれば、SideViewのように見えるものは無視すればOKです。この方が楽ちんです。
さて、どうやって確認しましょうか。そう、胞子をグルグルまわせば良いのです。そんなことができるのかって?論より証拠、Fig.3の動画をごらんあれ。
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