川崎市青少年科学館

菌類懇話会は発足当時から川崎市青少年科学館と生田緑地を活動拠点としてきましたが、2011年は科学館の改装工事のため利用することができなくなっていました。科学館は昨年2012年にリニューアルオープンしましたので、再び活動拠点として利用することになっていきそうです。今年に入ってからは毎月科学館で例会が行われ、1月はスライド上映会(Fig.1)、2月は総会と講演会(Fig.2)、3月は胞子測定と画像トレース講座(Fig.3)と毎回足を運んでいます。

画像トレース講座ではふたたび講師を任命され、前回の反省点をふまえながら多少はましな講義ができたのではないかと思っています。

青少年科学館には新たに簡易SEM(走査型電子顕微鏡)が導入されました。「簡易」でないSEMではあらかじめ観察したい試料を金属でコーティング(メッキのようなもの)する必要がありますが、簡易SEMでは専用粘着テープに試料を貼り付けて(Fig.4)装置にセットするだけ(Fig.6)で観察することができます。

胞子の表面の模様を確認する目的であれば絶大な威力を発揮するのではないでしょうか。次回は標本を持参してSEMを使うことになるでしょう。

Fig.1 スライド上映会 Fig.2 総会と講演会 Fig.3 胞子測定と画像トレース講座
Fig.4 専用粘着テープに試料を貼り付ける Fig.5 簡易SEM Fig.6 試料を装置にセット
Fig.7 操作画面


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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