オオヤシャイグチの胞子

以前書いたザ・ローリング・スポーズその2では、胞子を回転させて観察し、その形状を正確にイメージすることができる可能性を示しました。

ここにきてオオヤシャイグチの胞子の電子顕微鏡写真を入手することができましたので見てみると(Fig.1)やはり、新菌類図鑑の記述「胞子表面は皺と微細なイボに覆われる」とは異なっていることが明らかとなりました。

光学顕微鏡で胞子表面の凹凸を観察する際には、凹凸を逆に捉えてしまう危険性があるということになります。

Fig.1


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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