続アンモニアの呈色反応1

Fig.1はニセアシベニイグチの呈色反応試験前の写真で、左上はかさ肉と管孔、右上はかさ表皮、左下は柄肉、右下が柄表皮です。ここにアンモニアを垂らしたのがFIg.2で、垂らした直後の写真です。かさ肉に弱い反応があるように見えます。数分間経過したものがFig.3ですが、かさ肉以外は褐変しているとわかりますが、かさ肉はどんな変化をしたのかこれではよく分かりません。

こういう場合はもっと大きな面積の中で反応を見ると良いことが分かりました。Fig.4では、かさ肉に明らかな反応があったことがよく分かります。アンモニアは揮発性が強いため、その蒸気の影響が広範囲にわたり、細切れにした肉でのテストでは正確な判定が下せない可能性があるといえます。

Fig.1 Fig.2 Fig.3
Fig.4


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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