続アンモニアの呈色反応4

以前書いた記事「早まった結論 」では、ムラサキヤマドリタケかさ肉の呈色反応に触れましたが、追試としてアンモニアの蒸気NH3での反応を見てみました。まずはFig.1の動画をご覧ください。

老成してかさ肉が黄色くなってきた子実体では(特に柄の頂部の表皮近く)NH3で赤く変色し、虫食いの跡が変色した箇所は青緑色に変色します。老成とまでいかない成熟子実体ではわずかに赤く変色します。ごく普通にみられるきのこであっても、知られていない事象が沢山存在するのだということになります。

Fig.1


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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