日本菌学会北陸大会

今年の大会は石川県小松市で開催されました。一応、いつかはポスター発表や口頭発表を行いたいと思ってはいるのですが、今回は発表申込の時点でDNAのデータが不足していたので、アマチュア展示の一部としてポスターを張り出すことにました(Fig.5)。内容は、最近中国から発表されたアカジコウにそっくりの種Boletus roseoflavusと日本産アカジコウの比較検討です。顕微鏡的形態の比較と、rDNAのLSU領域を用いた系統解析を根拠に、B. roseoflavusはアカジコウではないという結論を書きました。

とある先生から声をかけていただきました。
先生「あっちのポスター発表に出しても十分な内容ですね。なんで出さなかったの?」
私 「申込までにDNAのデータがそろってなかったんですー。」
先生「院生は見切り発車で発表申込をして、それから徹夜続きでまとめるんですよぉー!」
私 「あのー、私、院生じゃないんで‥‥。」

最近になってDNAのデータが充実しつつあるので、次回はなんらかの発表をしたいところです。

Fig.1
長澤先生の講演はイグチの分類についてだった
Fig.2
アマチュアのシンポジウム
Fig.3
休息室に設けられたアマチュア展示コーナー
Fig.4
ポスター発表会場
Fig.5
私のポスター


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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