そろそろシーズンイン

長野でもちらほらとイグチが見られるようになってきましたが、本格的な発生までもうしばらくといったところでしょうか。久しぶりにヤマドリタケの生態写真を撮り(Fig.1)、アシベニイグチ(Fig.2)の標本を収集しました。

Fig.3は、不朽が進んだカラマツの倒木に発生するクヌギタケで数年ぶりのご対面です。以前は通常の温風乾燥で標本を作製しましたが、やはりかなり縮んでしまってので、今回は冷凍乾燥を行うために採集しました。

その他には胞子の撮影が目的で、ニセショウロ属(Fig.4)とアセタケ属を持ち帰りました。Fig.5はニセショウロ属の胞子で顕著な棘があります。Fig.6はアセタケのコブのある胞子です。2つともにこのような顕微鏡写真はこれまでになかったのではないでしょうか。

Fig.1 Fig.2 Fig.3
Fig.4 Fig.5 Fig.6


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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