撮影セットを改装 その2

イグチでは非常に大型でしかも柄が曲がっている標本が採集されることがしばしばあります。そのような標本を「生け花風撮影法」で撮ることは困難でFig.1のように竹串で支えを作ったりしてしのいできました。シャッターを切った瞬間にバランスが崩れて倒れてしまうことも度々ありました。

これでは具合が悪いと言うことで新たな対策を施しました(Fig.2)。Fig.3はツールクリッパーと呼ばれている道具で1つ、1000円ちょっとで入手できます。さらに「生け花風」の由来となっている針の部分も改良しました。ゴムのブロックにドリルチャックをはめ込んであります(FIg.4)。標本の大きさや状態に合わせて、長い針、細く短い針などに交換可能です。

FIg.5は呈色反応を撮影するためのガラス板です。作業机で切片を切って並べてから撮影台に設置します。以前は撮影台の上で作業していましたので、これもずいぶんとやりやすくなります。

FIg.6は撮影道具ではありませんが、プレパラートを置くための台です。ホームセンターで売っているテーブルのゴム足を流用しています。内部に濾紙を敷いて時計皿をはめ込んであります。

Fig.1 Fig.2 Fig.3
Fig.4 Fig.5 Fig.6


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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