引用文献の書式

前記事「ドクヤマドリはNeoboletus」において「引用文献の表記が誤っている」とのご指摘をいただきました。ありがとうございました。

最近は会誌の編集などにおいて、引用文献の書式について執筆者にアドバイスなどしているのにも関わらず、自身の記事ではノーチェックで誤りを掲載してしまったことを反省しなければなりません。

前記事の引用文献の表記を以下のように修正しました。
Wu G, Zhao K, Li YC, Zeng NK, Feng B, Halling RE, Yang ZL (2015) Four new genera of the fungal family Boletaceae. Fungal Divers. doi:10.1007/s13225-015-0322-0

せっかくなので、引用文献の書式をどのようにすべきなのかを探す手順を書いてみます。

  • Google Scholar http://scholar.google.co.jp/?hl=ja にアクセス。
  • 文献のタイトルで検索
  • FIg.1が検索結果で、赤丸で囲った「引用」をクリック。
  • Fig.2のポップアップが開き、3種類の書式が表示されます。
  • 菌学会で採用している書式に近いのは2番目の「APA」で菌類懇話会の会誌ならこれでOKとします。
2016.9.16追記:訂正線を加えた箇所は適切でない方法です。「引用文献の書式 2」で再度書きましたのでごらん下さい。

実際の論文でどのように引用されているのか見てみます。
  • FIg.1の青丸で囲った「引用元」をクリック。
  • Wu et al. 2015を引用している論文がリストアップされます(Fig.3)。
  • ここではトップに表示された論文にアクセスします。
  • 論文の引用文献を確認します(Fig.4)。

Fig.1 Fig.2 Fig.3
Fig.4


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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