夏に戻った

前回、シーズンの総括をしたばかりなのですが、どうも時間が1ヶ月ほど巻き戻されたような感じです。すぐ裏の里山に夏から初秋のきのこが大発生しました。どうも国内の広い範囲で同様の傾向が見られているようです。

Fig.1は「あんもニガイグチ」と呼んでいるTylopilusで、通常暑い最中に発生することが多いのですが、まとまった量で採集されました。きのこ狩りの方々が「今年は全然出てない」と嘆いているウラベニホテイシメジもようやく発生したようです。

Fig.3は、知人の協力者の方が2013年9月はじめにも採集したもので非常に珍しい種です。おそらくSuillellus luridus (= Boletus luridus)に近い系統のものと考えています。

他の知人からはアカネアミアシイグチが今頃になって発生しているという情報もありました。8月中に何度か探しに行った際は全くの空振りでしたが、気候の影響で発生の周期が少しずれたのかもしれません。

Fig.1 Fig.2 Fig.3


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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