切片とプレパラート作成の様子

過去に掲載した動画を気が向いたときに少しずつYou Tubeに移行してますが、今回は新しく撮った動画をアップしました。

卓上ハンドミクロトームで切片を切る。


実体顕微鏡の下にミクロトームを置いて切断しいるので、どのように切れているのかが手に取るように分かります。刃物は西洋カミソリを使用しています。

プレパラート作成の様子


  • 1)筆を用いて70%エタノールを切片にしみ込ませる。
  • 2)コンゴーレッドを少量滴下。
  • 3)柄付き針でコンゴーレッドを切片に。
  • 4)余分な液を吸い取る。
  • 5)3%KOHを滴下。
  • 6)柄付き針で切片の位置を調整し、液を広げる。
  • 7)カバーグラスをかける。

  • KOHよりも先にコンゴーレッドを加えていますが、この方が均一に染まることが多いです。KOHが先だと切片の周辺部が濃く染まるのですが、おそらく菌糸間のゼラチン質が膨潤してコンゴーレッドが切片の中に入りにくくなっているのではないかと思っています。



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