Boletus pseudoseparans Grand & A.H. Sm. BTS-032C
Mycologia 63(1): 115 (1971)

2008年9月6日,岐阜県高山市,標高約1200m、ミズナラ、モミ

:平らに開き、皺状の凹凸とひび割れがある。直径13cm厚さ2cm。平滑、湿時粘性。DarkBrownからDeepWine。変色性無し。:色White。傘部黄色がかり柄部ピンクを帯びる。変色性無し。傘部厚みが少ない。匂い、味特徴的でない。管孔:PaleYellow。長さ15mm、上生。変色性無し。孔口:管孔と同色。2per/mm.変色性無し。:長さ10cm直径3.5cm中実、中膨。上部DullPink、下部DarkPurple。縦長の網目に覆われ頂部では明瞭、以下長大。変色性無し。胞子紋:YellowishBrown。コメント:北陸のキノコ図鑑掲載のブドウヤマドリタケ(池田仮称)と同一種と思われる。類似のムラサキヤマドリタケは未収集のため今後の比較検討が課題。

References:North American Boletes Bessette & Roody & Bessette / The Boleti of Northeastern North America Dick & Snell / The Boletus in Michigan Smith & Thiers / Mycologia 63(1): 115 (1971)

管孔部実質断面 側シスチジア 担子器
管孔縁部
シスチジアは欠落している
傘表皮 傘シスチジア
柄表皮 柄シスチジア 胞子 KOH
胞子:縦(12)13.7〜16.5(19.7)×横(4.84)5.1〜5.8(6.41) 平均15.1×5.5  Q値(2.04)2.48〜3.02(3.4) 平均2.75 N100。側シスチジア:縦44〜46横10〜14。縁シスチジア:未確認。柄シスチジア:縦17〜43横10〜17。担子器:縦30〜33横10〜12。 (単位μm )
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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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