アメリカウラベニイロガワリ

アメリカウラベニイロガワリのように褐色系で、ややフェルト状の傘を持ち、孔口が赤く、柄は黄色地に赤粒点、または条線上、網目状という特徴をもつ菌は数種類存在するのではないかと疑っています。

North American BoletesによるとBoletus subvelutipesの柄基部には、幼時黄色く成熟時に赤くなる毛があるとされています。Fig1はオオシラビソ樹下に発生したものですが、Fig2のように赤褐色の毛が確認できました。

これが真のBoletus subvelutipesなのかも知れません。当面この標本の検鏡所見を基準に他標本がどうであるかを検討していくことになるでしょう。

Fig1 Fig2


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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