筑波実験植物園で「きのこ展」
国立科学博物館筑波実験植物園で「きのこ展」が開催されますが、それに向けての標本収集をしました。私の研究において科博には多大な力をお借りすることになっているので、最大限協力できるよう万全の体制で臨みました。
長野はすでに晩秋となっているので採集できる種数は少ないと予想しましたが、意外にも45種ほどの菌を採集できました。全国各地で、夏のきのこと秋のきのこが混在し大発生していると聞いてますが、やはり長野でも同様で、タマゴタケ、ミヤマアワタケ、シロヤマイグチなどとシモコシ、シモフリシメジなどが混在するという珍しい組合せの顔ぶれを揃えることが出来ました。
きのこ展は10月30日からです。全国からきのこが提供されるはずですので、各地の様々なきのこが一堂に会するというスペシャルな展示になるのではないでしょうか。楽しみです。
fig1は、ホコリタケとはトゲ状鱗片の感じがことなりアラゲホコリタケほど「粗毛」ではないので私称「ややあらげホコリタケ」です。
|