Jシリーズ
先週末は菌類懇話会の総会のはずでしたが、関東甲信が大雪で交通網がマヒしたため総会は延期となりました。国立科学博物館の先生による講演が予定されていたので、今回はそのことを書くつもりでいましたが予定が狂いました。ただいま面白い菌類ネタが不足しているので、書くことがありません。
こんな時に登場するのが、顕微鏡と珪藻ネタとなるわけです。「Jシリーズ」という、それはそれは素晴らしい珪藻プレパラートがありまして、昨年末にひとつ入手しました。Fig.1は通常の明視野で撮影したものです。左下のいくつかは、無色透明であるのにも関わらず、珪藻が持つ微細構造により発色して見えるのだそうです。
Fig.2-6は、顕微鏡の照明にグリーンフィルターをかませて、モノクロ撮影したものです。カラー撮影での宿命ともいえるレンズの色収差が皆無な像となっており、これまでに撮影してきた像と比べてよりシャープになっているようです。
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