埼玉フォーレ

平年並みの9月下旬の埼玉ならば、まだまだBoletusの発生が見られるだろうと思っていましたが、結果的に採集されたBoletusはゼロでした。やはりお盆を過ぎた頃から急激に秋の気配が近づいてきたためであろうと思います。かろうじてTylopilusのいくつか、フモトニガイグチ、ブドウニガイグチなどが見られただけでした。

まあ、研究用標本を集めることについては9月上旬に開催しない限りムリだろうと思ってましたので予想通りの結果なのかもしれません。それよりもフォーレでは多くの人々にお会いすることができるというのが一番のメリットでしょう。参加者120オーバーはちょっと多すぎますが。

今回の一番の楽しみは日本を代表する二人のキノコ少年に会うことでした。夜遅くまで写真撮影や顕微鏡観察について話をすることができました。将来が楽しみな少年たちです。

Fig.1は懇親会のステージで自己紹介する少年たちで、右端に怪しげなのが写ってますが気にしないでください。Fig.2はフモトニガイグチ、Fig.3はブドウニガイグチです。

2008年の大山フォーレ以来、日本菌学会とアマチュア団体が共催するフォーレもこれで8回目となります。九州と沖縄をのぞく全国各地域をほぼ一周したことになります。

Fig.1 Fig.2 Fig.3


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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