ベニタケ研究会

今年もベニタケ研究会の調査が富士山で行われました。今回はベニタケが大好きな「きのこ大好きひかるくん(Fig.1)」とずっと一緒に行動しましたので、自身でベニタケの採集、撮影は一切しませんでした。まあ、勝手に「ベニタケ研究会イグチ部会」を名乗ってイグチばかりやってきたのでいつも通りなんですけどね。

この時期の富士山はベニタケはもちろん多く見られますが、イグチやフウセンタケも多数発生していますので、必然的に写真はほぼイグチばかりということになります。Fig.2は亜高山帯に発生するアメリカウラベニイロガワリ類似種のひとつで「トラちゃん」と呼んでいるものです。Fig.3はまた別のアメリカウラベニイロガワリ類似種です。

Fig.4はモウセンアシベニイグチで、すでに記載済みの種ですがさらに調べたいことがあるので追加標本を集めているのです。FIg.5は未記載種で当初モウセンアシベニイグチと混同していましたが、現在では別物であることが分かっています。富士山では初記録です。Fig.6は「ススケそっくりさん」と呼んでいるもので、その名の通りススケヤマドリタケにそっくりです。これもまた未記載種となっています。

今回からはフウセンタケ部会も発足し約2名が熱心にフウセンタケの記録を取っていました。

Fig.1 Fig.2 Fig.3
Fig.4 Fig.5 Fig.6


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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