またこのリボン状のスポンジは他の用途でもなかなか活躍してくれます。
コンピュータを使った映像制作の現場では、動いている人物をどうしても切り抜かなければならないことがたまにあるのですが(3秒のカットに3〜5時間費やします)、右手首が腱鞘炎になってしまい、それをカバーするためにマウスを二つ使い左手でクリックするようにしたところ左手首も腱鞘炎になってしまい、検鏡の際ステージ移動ハンドルや微動ノブを操作しても痛みを感じるようになりました。
そこでそれらの操作性アップ、手首に負担がかからぬようfig5,6のようにスポンジをノブの上に巻き付けて使っています。直径が2倍近くなるのでわずかな力で動かせ、微妙な視野の移動といった操作にも役立ちます。私のように腱鞘炎でなくてもやってみると結構具合がいいかもしれません。
|