菌類懇話会例会

今年最後の例会は、国立科学博物館筑波実験植物園で行われました。午前中は植物園内の調査で、なんとアミガサタケが発生が確認され参加者全員の興味を独り占めです。サボテンなどが置かれた温室棟の近くの砂利の上に数個の子実体が転々と顔を出しています。

菌類の発生時期は、お盆頃を中心に前後に対照となっているのではという印象がありますが、確かにアミガサタケはお盆から4ヶ月前に発生します。4ヶ月後の12月半ばに条件がそろえば子実体を形成しても不思議はありません。

午後は、スライド上映会ということで、参加者力作の生態写真、顕微鏡写真、DNA解析を用いた系統樹などが見られました。私は、今月無事出版となった新種「アカネアミアシイグチ」の詳細を上映しました。

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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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