広島フォーレ

今年の日本菌学会観察会は広島での開催でした。長野からの距離はおよそ850kmで、これまでのフォーレの中では北海道を除きもっとも遠距離のドライブとなりました。所要時間は12時間、さすがにくたびれます。

観察地のもみのき森林公園は標高900mほどでモミ、ブナ、ミズナラが混じった素晴らしい環境でした。残念ながらきのこの発生は芳しくなく、見かけたきのこのほとんどがキハツダケ(Fig.3)という、まあ、珍しい体験をしたということでよしとしましょう。

しかしながら、総勢130名の目があれば沢山採集されるものですね。テーブルの上には結構な量の標本が並びました。一番残念だったのはBoletusがひとつもなかったことです。広島といえども標高900mはすっかり秋でした。

Fig.1 講演会の様子 Fig.2 Ramaria sp. Fig.3 キハツダケ


前へもどる次へ
牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










無料カウンター