カミソリ2

Fig.1は、左が通常の形状、右は背側の盛り上がった部分(みね)を大幅に削り落としたものです。なぜ削ったのかというと、刃先の角度をより鋭角にするためです。その方が切片をより薄く切るのに有利ではないかと考えたわけです。ところが両者を比較したところ、きのこの乾燥標本を切る目的であれば、切れ味にはさほど変わりはないことがわかりました。しかし、右の改造が切れ味ではない面で有利に働くことが分かりました。

Fig.2-3はガラス板の上に刃をべたっと置いた状態で横断面を見ている方向から撮った物です。ガラス面に対して刃の角度はFig.2では9.8度、Fig.3では5.3度となっています。どちらがより薄く切りやすいのかというと、やはりFig.3のみねを削った方でした。ただし、刃先が鋭角で薄くなっているので、すぐに刃がダメになります。

厚めの切片を切るときはFig.2のもの、極薄く切りたいときはFig.3のもの、と使い分けるのがよさそうです。

Fig.1 Fig.2 Fig.3


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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