ジャンク顕微鏡を利用したマクロ撮影台

きのこの子実体の細部を記録するために等倍を越えるマクロ撮影をやってきましたが、これまでは通常の三脚を使ったやり方(Fig.5)でした。しかしこの方式ですと撮影倍率5倍以上になると、自分の鼓動で視野が揺れてしまいまともな撮影はできませんでした。

先日、ジャンク顕微鏡を譲っていただいたので、それを利用して高倍率のマクロ撮影に使える撮影台を作りました(Fig.1-2)。作ったと言っても部品を二つ取り付けただけです。ジャンクとはいえ、顕微鏡のボディそのものは頑丈で何も破損していないので、非常に良い結果を得ることができました。

Fig.3-4は、撮影倍率約8倍で撮影したものです。Fig.3はマツバギクの葉の先端部分で、Fig.4はウスベニアオイの雄しべと花粉です。レンズをチョイスすることにより10倍から20倍の高倍率も撮影可能ではないかと思われます。

Fig.1 Fig.2 Fig.3
Fig.4 Fig.5


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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