野外でスタジオクオリティの標本撮影

顕微鏡を入手し、キノコの詳細を記載するにあたり、生態写真だけでなく標本写真もきちんと撮影すべきだと考えるようになりました。そこで野外でスタジオクオリティの撮影をするためにこんなものを作りました。

レジャー用の小型テーブルの天板をはずし、代わりに白い半透明のプラスチック板をはめ込みます。テーブルの下側に光を反射するためのレフ板を取り付けます。 これだけです。エツミドームスタジオ(これは便利!)を乗せ、レフ板で光を当てれば準備OK。

夜間自宅で撮影するときも重宝します。写真下は、ロケ先で待ち時間の合間に発見したアシベニイグチ類似種の幼菌ですが、タオルに包んで持ち帰り、その夜自宅で撮影しました。撮影用のライトをまだ揃えてないので、蛍光灯デスクスタンドと大型懐中電灯で代用。それでも補正をきちんとすれば、かなりいい感じになります。


作例
オオズキンカブリタケ
採取現場で撮影
マツオウジ
自宅へ持ち帰り庭で撮影
ヤマドリタケ
自宅へ持ち帰り庭で撮影
アメリカウラベニイロガワリ?
採取現場で撮影
キアミアシイグチ
自宅へ持ち帰り庭で撮影
キアミアシイグチ柄の網目
自宅へ持ち帰り庭で撮影

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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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