菌類懇話会ゼミなど
鳥取大学でホウキタケの研究をされている安藤さんのゼミがありました。ホウキタケの仲間は日本産種すべてを再検討する必要があるということで、DNA解析による分類の研究成果が発表されました。
形態がそっくりでも実は別の分類群、形態が異なっていても実は同じ分類群といった事が実例で挙げられ、DNA解析で得られたデータは客観的で科学的であり例えばラッパタケの祖先がホウキタケであるという推測も容易に行えるといったことが示されました。
2部では種の概念についての話があり日本産、パブアニューギニア産、ニュージーランド産のシイタケが例にあげられ大変興味深い内容でした。
終了後、ニセクロチャワンタケの発生を観察し、広角レンズとリバースアダプターでのフィールドテストもやってみました。ニセクロチャワンタケは直径5ミリほどです。前日に撮影したコケの子実体と思われる物は太さ1ミリ以下のように見えました。
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