Tylopilus alkalixanthus

先週アップしたニガイグチ属不明種(井上ニガイグチとした物)はTylopilus alkalixanthusであることが判明しました。

最大の特徴である{実質菌糸の螺旋状に肥厚した細胞壁}を見つけることができなかったので sp.としていましたが、兵庫のMushy氏に「肥厚した細胞壁はアルカリで消失するので水でマウントして再検討するよう」とご指導いただきそれらを観察記録することができました。

乾燥標本検鏡の際、最初からアンモニアを使ってしまうことが多かったので、ぬるま湯と希薄したKOHでじっくり柔軟化させるのが基本であると改めて認識しなくてはなりません。

実質菌糸の
螺旋状に肥厚した細胞壁


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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