FeSO4 その2
前回はFeSO4で反応のないオオダイアシベニイグチでしたが、多くの文献でFeSO4反応有りとされているヤマイグチを使って硫酸入り、無しの比較テストをしました。
Fig1は添附前、Fig2では記述通りに傘肉、管孔はBlueGrayに変色しています。柄肉は反応無しでした。硫酸入りと硫酸無しとでは反応に差がないことが確認できました。
さらに前回同様アンモニアを近くに一滴たらすと(Fig3)柄肉にしみたFeSO4が速やかに青変し、この結果から一年前ヤマイグチを使い、初めて呈色反応試験を行った際{柄肉:FeSO4で青変}と記録したものは誤判定であったと言い切れます。
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