標本整理

秋となりフィールドワークが一段落したため、溜まっている標本の整理をしました。収集したものは約60種、多い物は1種につき10標本、総数は200以上となっているようです。これらを標本番号順に保管庫に納めました。

私の場合標本番号は採集順の通し番号ではなく属名(アルファベット)+主番号+枝番(アルファベット)を採用していますが、利点は標本番号順に整理した際、どこに何の標本があるのか分かりやすい点にあります。欠点は収集時の属や種の判断が間違っている場合、同一[主番号]の中に別種が混じったり、同種の物に別の[主番号]が与えられてしまう場合があることです。が、それは「当初はこういう誤判定があった」という証でもあり個人的な記録としては意義があるのではと思っています。

イグチのシーズンが終わってしまったと先日書きましたが、それは検鏡シーズンの始まりを意味しており、来シーズンが始まるまでの間、標本の検討に全力を注がねばなりません。はたして膨大な数となった標本をすべて検討できるのでしょうか。



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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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