地下生菌ワークショップ@北陸

恒例となっている北陸3県合同観察会に行きました。今回は趣を少し変えて、地下生菌探索のエキスパート2名を関東と九州から招いて地下生菌ワークショップが行われました。

初日は通常通りの採集と同定です。集められた夏のきのこの中にはやはりイグチが数多く見られ、「このイグチはなんですか?」と聞かれることが多かったです。同定カードに「ウラグロニガイグチ」と書き込んでいる最中に年輩の方(病院の院長先生だそうです)がつかつかと寄ってきて「このきのこはハラグロニガイグチっていうんだよね!」と話かけてきました。知ってか知らずかの問いに対し「それは人名です」とだけ答えました。

夕方には地下生菌講演会、そして翌日には地下生菌ワークショップです。参加者50名以上が全員もれなく熊手を手にし「地下生菌ホリホリ」に挑戦するという画期的なものでした。 インストラクターから、どのような場所に発生しているのか、何か見つけたときは必ず切断してみる等の説明があり、ある程度の根気と慣れが必要であるとのことでした。

現在調べているイグチに地下に潜った種があることが分かっていますので、是非とも探し出したいところです。

ツノマタタケ Boletus auripes
傘の色が薄いのが気になる
ツノマタタケ激写中
同定会場に簡易標本撮影台を持ち込んだ 同定風景 講演会
全員が熊手を片手にほりほり 唯一見つかったショウロの仲間


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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