PCRは好調
先週末は菌類懇話会のスライド上映会でした(Fig.1)。発表の半分以上で、顕微鏡写真に基づいた考察などがなされ、菌類懇話会らしい内容であったと思います。
こういった例会があるときは、せっかく関東まで足を運びますので、前後にPCR実験の予定を入れるようにしています。夏場はフィールドワークが中心でしたので、半年ぶりの再開ということです。
これまでDNAが増えやすいとされるLage sub unit の領域をPCRしてきました。今回も結果は良好で8割以上のサンプルが成功しています(Fig.2)。このあとPCR産物の精製、シーケンスとなるわけです。LSUが一通り終了したら、次は菌類の解析によく用いられるITS領域の実験に入ります。
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