偏光フィルター
部屋の整理片づけをいていたら、だいぶ前に購入した写真撮影用の偏光フィルターが発掘されました。全く使うことはなく記憶からも抹消されていたものです。偏光フィルターひとつで偏光顕微鏡のようになるはずはありませんが、これを顕微鏡観察に使えないものかということで試してみました。
とりあえず顕微鏡光源のフィルターにして様子を見ました。フィルターを回転させると明度やコントラストに変化があることが分かりますが、どうも細胞壁にこびりついたincrutationの見え方に大きな変化があるようです。
Fig.1と2はピントや開口絞りなどの条件は同一で偏光フィルターの角度のみが異なっているものです。菌糸表面の構造を観察するのに有効な方法になるのかもしれません。おっていろいろ試してみるつもりです。
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