より高精細な記録

オオダイアシベニイグチの第一弾が良い状態で発生していましたので、今期の目標である「高精細な標本写真」を試してみました。Fig.1-10は縮小していない画像で、すべて数十枚からなる深度合成によるものです。ちなみにFig.1は120枚スタックしてあります。

Fig.1-5は生け花風標本撮影セットで撮りましたが、柄が曲がっている標本も正立させて撮影することが可能になっています。Fig.6-10はマクロ撮影セットでの部分拡大です。最後に呈色反応を記録して終了となりますが、所要時間は撮影のみで1時間40分ほどでした。DNAサンプルを採って乾燥処理までやればさらに時間が必要です。

平日の夜に行う作業とすれば、標本はせいぜい2つまでということになります。重要度が低いものは従来通りワンショットで撮影するしかありません。

Fig.1 Fig.2 Fig.3
Fig.4 Fig.5 Fig.6
かさ表面
Fig.7
孔口
Fig.8
柄頂部
Fig.9
柄下部
Fig.10
柄基部
Fig.11


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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