高輝度LEDライトを顕微鏡に
私が使っている顕微鏡は検査研究用ということで、やはり照明周りが貧弱で30Wのハロゲンランプで微妙な位置調整などができないタイプです。30Wしかないので油浸100倍+ブルーフィルター+遍斜あるいは輪帯照明では非常に暗く、カメラの感度を上げ、露出時間も長くして対応するしかありませんでした。
そこで、最近出回っている高輝度のLEDライトを使ってみることにしました。ランプハウスのカバーを開け、ランプをはずしLEDライトを置くのです(Fig.1)。結果は良好で珪藻の200nmの微細構造の解像もグンとやりやすくなりました(Fig.2)。あまりに楽しいので、手持ちの珪藻をくまなく見て、今までその存在に気がついていなかった微細構造ばかりを沢山撮影しました。その一部を掲載します。
珪藻の微細構造をイメージングすることができれば胞子表面の模様などもより詳細に見えるようになります。
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