タマゴタケ風ベニタケ

標高2000mのオオシラビソ林で面白そうなベニタケを採集しました(妻が)。橙色の傘に黄色の柄とひだで、ここにツバと白いツボをくっつけたらまるでタマゴタケのようです(Fig1)。ひだは、ぱっと見た感じでは黄色に見えましたが(Fig3)、よく見ると淡い黄色のひだに鮮黄色のふちどりがあります(Fig4)。肉は白色でFeSO4で肉色に変色しました(Fig6)。

先日のベニタケ研究会合宿に参加したことをきっかけに、ベニタケ研究会に入会することとなりました。アマチュアの会としては唯一、分子系統解析を積極的に行っている素晴らしい会です。私個人としてはベニタケを直接研究することは考えていませんが、会としては亜高山のベニタケ標本が欲しい、私としては分子系統解析のノウハウが欲しい、ということでこの先面白い展開が期待できそうです。

なお将来、私がベニタケを研究している可能性を現時点では否定しておきます。

fig1 fig2 fig3
fig4 fig5 fig6


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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