SEMモドキ

TIPSに「モノクロNRS撮影でSEMモドキ画像」を掲載したところ、若干2名の方からありがたいお言葉をいただきましたので、調子に乗って数種の写真を追加撮影し「顕微鏡ギャラリー」に掲載しました。

さて、Fig.1-3は簡易SEMで撮影し、FIg.4-6はモノクロNRS撮影です。というのは真っ赤な嘘で、Fig.1-3はFIg.4-6の階調を反転しトーンを整えたものです。よりいっそうSEMっぽいです。SEMのことを知っている方ならば「ずいぶんへたくそなSEM写真だな」と思うでしょうし、SEMのことを知らない方ならば「これがSEMかあ」となってしまうかもしれません。

Fig.7はイッポンシメジ属で、立体の角形であることが表現できています。おそらくSEMを使っても同じように見えるでしょう。Fig.8はハナホウキタケで、コットンブルーで染色してあります。青く染まっているので、グリーンフィルターよりもレッドフィルターを使った方が、コントラストが高くなります。Fig.9はミヤマベニイグチで、縦筋があるイグチの胞子が一番難しかったです。胞子が比較的大型で縦長だからなのだと思います。

Fig.1 Fig.2 Fig.3
Fig.4 Fig.5 Fig.6
Fig.7 Fig.8 Fig.9


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牛肝菌研究所 by yuichi taneyama










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